つむぎ。「久留米絣(くるめかすり)を語りたい。」

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重要無形文化財の久留米絣とは?

皆さんは重要無形文化財って耳にしますか?

今日は「重要無形文化財とは何なのか?」

また「重要無形文化財久留米絣は何が違うのか?」を

ご紹介させていただきたいと思います!

 

 

重要無形文化財とは?

 まず皆様にお伝えしたいのが「文化財保護法」。

簡単にお伝えするとこの法律は、その名の通り文化財を守るための法律です(笑)

 文化財には「有形文化財無形文化財民俗文化財、記念物、文化的景観、伝統的建造物群」と種類があるのですが、その中で無形文化財とは「演劇や、音楽、工芸技術」の無形の文化的所産で芸術上価値の高いもののことを言います。

無形の文化財は、人間の「わざ」そのものであり、具体的にはそのわざを体現・体得した個人又は個人の集団によって表現されます。

 

そして無形文化財のうち重要なものを重要無形文化財に指定しているんです。

 

1950年に制定された文化財保護法に基づき、文化科学大臣によって指定された、無形文化財久留米絣は1957年に木綿では初めて、国の重要無形文化財として指定されています

 

 

重要無形文化財久留米絣技術保持者会会員紹介

1976年に発足された重要無形文化財久留米絣技術保持者会。

会員は国から定められた指定要件ごとに技術保持者、技術伝承者の資格を有しています。今日は会員の代表者の方をご紹介させていただきます。

 

・森山哲浩(もりやま てつひろ)

・山村健(やまむらたけし)

・小川内龍夫(おがわうちてつお)

・野村篤子(のむらあつこ)

・冨久公博(とみひさきみひろ)

・山村省二(やまむらしょうじ)

池田光政(いけだみつまさ)

・緒方早雪(おがたさゆき)

・田中麻実子(たなかまみこ)

・松枝哲哉(まつえだてつや)

佐藤博美(さとうひろみ)

 

久留米絣重要無形文化財認定条件とは?

重要無形文化財として指定要件が久留米絣には3つあります。

◆認定条件

1.手括りによる絣糸を使用すること。

2.純正天然藍で染めること。

3.なげひの手織り織機で織ること。

 

この方法で製作し、検査に合格したものが、「重要無形文化財」の証紙を貼られ、市場に出ます。

 

 最後に

今度は先生方の作品の写真付きでご紹介で着たらなぁと思います!

先生方によって藍の色も、柄の表現のされ方も違う。とっても癒され、素敵なんです!!

楽しみにしていただけたら嬉しいです☆彡